M&A仲介 vs SIer:新卒就活生のキャリア選択、収入とやりがい、どちらを選ぶべき?
M&A仲介 vs SIer:新卒就活生のキャリア選択、収入とやりがい、どちらを選ぶべき?
2024年新卒就活生です。収入を取るべきか、自分のやりたいことを取るべきかで悩んでいます。
ご覧いただきありがとうございます。私は都内私立大学に通う3年生(男)です。現在就活を終了し、2つの内定の内どちらにしようか迷っています。
1つはM&A仲介の大手企業(プライム上場)です。こちらは平均年収は1200万円(平均年齢30代)程ですが、残業時間は約100時間です。私は営業職で内定をいただきました。
もう一方はSIerの大手企業(プライム上場)です。こちらは平均年収は800万円(平均年齢40代)程ですが、私は特別採用枠で内定をいただいたため、基本給が他の新卒より5万円高いです。そのため若干の誤差が想定されます。残業時間は約20時間です。
後者のSIerの特別採用枠は、主に学生時代に起業をした者向けに用意されている枠で、新卒から事業創造部門への配属が確定しています。
全く違う業界で悩んでいるので周りからは変に思われますが、私なりに軸を決めて選んだ結果残った2つの企業です。
その軸とは、「30歳までにもう一度起業して自由な生活を手に入れること」です。私は大学2年次に起業をしましたが、年利50万円程で大した利益を上げることができていません。完全な力量不足だと思います。そのため、企業に就職し、再度の挑戦のためのリソースを吸収しようと考えています。
この軸から、私は2つの企業選定基準を設けました。1つ目は「経営者のそばで働くこと」、2つ目は「若手から事業創造ができること」です。つまり、前者がM&A仲介に当てはまり、後者がSIerに当てはまるということです。
M&A仲介は、M&Aを提案するためにもあらゆる業界のビジネスモデルや収益構造を理解することが求められます。そのため、自分の事業を立ち上げるときにも役立つ知識が得られると考えています。収入も高いため、開業にかかる費用や失敗したときのリカバリーもしやすいといえます。懸念点としては、残業時間が長く副業も禁止のため、結局起業する時間も機会もなくなるのではないかということ、転職するとなれば金融・営業職がスジとなるものの、自分の興味分野ではないことです。
一方で、SIerは、まさに自分がやりたい事業創造に携わることができます。特に、私は将来IT分野での起業を考えており、会社での仕事をそのまま自分の事業に活かすことも可能と思われます。面接でお会いした社員様方はどなたも人柄が素晴らしく、M&A仲介の活気あふれる雰囲気とは違った良さを感じました。また、副業も申請次第で可能で、残業も少ないため、自分の事業に割く時間も取りやすいと思います。懸念点としては、M&A仲介に比べ収入が低いこと、また、平均年齢が高いため本当に若手から事業創造の根幹まで関われるのか疑問であることです。
私は就活を始めた当初からM&A仲介を第一志望としており、それだけを心の拠り所にして辛い就活に日々取り組んでいました。しかし、いざ自分が企業を選ぶ立場になると、収入だけで選ぶと自分のやりたいことから遠ざかってしまうのではないかというジレンマが生まれました。
最終的にはもちろん自己判断になりますし、このような少ない情報量だけで意見をいただくのは大変恐縮ですが、ビジネスマンの客観的な意見が欲しく、質問いたしました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。補足情報が必要であれば仰っていただければと思います。ご意見をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
新卒での就職活動、お疲れ様でした。内定おめでとうございます! 収入とやりがい、どちらを優先すべきかというジレンマは、多くの人が直面する普遍的な悩みです。特に、起業という明確な目標をお持ちのあなたにとって、今回の選択は将来のキャリアを大きく左右する重要な決断となるでしょう。
この記事では、M&A仲介とSIerという2つの選択肢を、あなたの目標である「30歳までの起業」という視点から徹底的に比較検討し、それぞれのメリット・デメリットを具体的に解説します。さらに、あなたのキャリアプランに最適な選択をするための具体的なステップと、成功への道筋を示すアドバイスを提供します。
1. M&A仲介 vs SIer:徹底比較
まずは、それぞれの企業の特性を詳細に比較検討し、あなたの目標達成にどれだけ貢献できるかを具体的に見ていきましょう。
1-1. M&A仲介企業:高収入とビジネス知識の獲得
メリット:
- 高収入: 平均年収1200万円という高水準は、起業資金の蓄積や、万が一の失敗時のリカバリーに大きなアドバンテージとなります。
- ビジネスモデル理解: M&Aという性質上、多種多様な業界のビジネスモデルや収益構造を理解する機会が得られます。これは、将来的な起業において非常に役立つ知識となるでしょう。
- 経営者との接点: M&Aの過程で、企業の経営者と直接コミュニケーションを取る機会が多く、経営者の思考や意思決定を間近で学ぶことができます。
デメリット:
- 長時間労働: 残業時間が長く、副業が禁止されているため、起業準備に割ける時間が限られます。
- 興味関心のずれ: 金融・営業職という職種が、あなたの興味分野と一致しない場合、モチベーションの維持が難しくなる可能性があります。
- 専門性の偏り: M&Aに特化した知識は、必ずしもIT分野での起業に直結するとは限りません。
1-2. SIer企業:事業創造と自由度の高さ
メリット:
- 事業創造への参加: 新卒から事業創造部門に配属されることで、早期から事業戦略や企画、実行に関わる経験を積むことができます。
- ITスキル習得: 将来的にIT分野での起業を考えているあなたにとって、ITに関する知識や技術を習得できる環境は非常に魅力的です。
- 副業の可能性: 副業が許可されている場合、会社での仕事と並行して、自身の事業を立ち上げるための準備を進めることができます。
- ワークライフバランス: 残業時間が少ないため、自分の時間を確保しやすく、起業準備に集中することができます。
デメリット:
- 収入: M&A仲介に比べて収入が低く、起業資金の蓄積に時間がかかる可能性があります。
- 若手の関与度: 平均年齢が高い場合、若手が事業の根幹に関わる機会が限られる可能性があります。
- 企業文化: 企業文化によっては、革新的なアイデアが受け入れられにくい場合もあります。
2. キャリア選択のステップ:あなたにとって最適な道を選ぶために
上記で比較検討した内容を踏まえ、あなたにとって最適なキャリアパスを選択するための具体的なステップを提示します。
2-1. 優先順位の明確化
まず、あなたのキャリアにおける優先順位を明確にしましょう。具体的には、以下の3つの要素について、重要度を点数化し、合計点が高い方を優先的に考慮します。
- 収入: 起業資金の蓄積、生活基盤の安定など、金銭的な側面での重要度
- 経験: 将来の起業に役立つ知識やスキル、人脈の獲得など、経験的な側面での重要度
- 自由度: ワークライフバランス、副業の可否など、時間の自由度に関する重要度
例えば、収入を最優先とする場合は、M&A仲介が有利になります。一方、経験と自由度を重視する場合は、SIerがより適していると言えるでしょう。
2-2. 長期的な視点での検討
短期的な視点だけでなく、長期的な視点から、それぞれの企業で働くことが、あなたの将来の目標である「30歳までの起業」にどのように影響するかを検討しましょう。
- M&A仲介: 高収入を活かして、起業資金を早期に貯める。M&Aの知識を活かし、将来的にM&Aを活用した事業展開を検討する。
- SIer: 事業創造の経験を積み、ITスキルを習得し、IT分野での起業を目指す。副業を通じて、事業のテストマーケティングを行う。
それぞれの選択肢が、あなたの長期的な目標にどのように貢献するかを具体的にイメージすることで、より納得のいく決断ができるはずです。
2-3. 情報収集と関係者への相談
最終的な決断を下す前に、さらなる情報収集を行い、関係者への相談も行いましょう。
- OB/OG訪問: 実際にM&A仲介やSIerで働いている人々に話を聞き、職場の雰囲気や仕事内容、キャリアパスに関する情報を収集する。
- メンターの獲得: 起業経験者や、あなたの目標達成を応援してくれるメンターを見つけ、定期的に相談する。
- 自己分析の深化: 自分の強みや弱み、興味関心、価値観を改めて見つめ直し、自己理解を深める。
これらの情報収集を通じて、客観的な視点と、より深い自己理解を得ることができ、より確度の高い意思決定に繋がります。
3. 起業成功への道:それぞれの選択肢における戦略
それぞれの企業を選択した場合の、起業成功への具体的な戦略を提示します。
3-1. M&A仲介を選択した場合の戦略
- 徹底的な自己投資: 高収入を活かし、起業に関する書籍の購入や、セミナーへの参加など、自己投資に積極的に取り組む。
- 人脈形成: 積極的に社内外の人脈を広げ、起業に役立つ情報や、協力者を見つける。
- 時間管理術の習得: 長時間労働の中でも、効率的に時間管理を行い、起業準備のための時間を捻出する。
- 副業の検討: 副業が禁止されている場合でも、会社の許可を得て、起業に向けた準備を進める方法を模索する。
3-2. SIerを選択した場合の戦略
- 事業創造部門での活躍: 積極的に事業提案を行い、事業の立ち上げから運営まで、一連の流れを経験する。
- ITスキル習得: 業務を通じて、ITに関する知識や技術を習得し、自己学習も積極的に行う。
- 副業の活用: 副業を通じて、自身の事業をテストマーケティングし、顧客ニーズや市場性を検証する。
- 社内起業制度の活用: 会社が持つリソースを活用し、社内起業制度を利用して、事業を立ち上げる。
それぞれの戦略を実行することで、M&A仲介、SIer、どちらを選択しても、起業成功の可能性を高めることができます。
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4. まとめ:あなたの未来を切り開くために
今回の記事では、新卒就活におけるM&A仲介とSIerの選択について、あなたの目標である起業という視点から、徹底的に比較検討しました。それぞれの企業のメリット・デメリットを理解し、あなたのキャリアプランに最適な選択をするための具体的なステップと、成功への道筋を示すアドバイスを提供しました。
最終的な決断は、あなた自身が決めるものです。しかし、この記事で得た知識と、自己分析、情報収集、そして関係者への相談を通じて、あなたは必ず、後悔のない選択ができるはずです。あなたのキャリアが、素晴らしいものになることを心から願っています。
最後に、今回の選択はあくまで通過点であり、あなたのキャリアは無限の可能性があります。たとえ、最初の選択が完璧でなかったとしても、そこから学び、経験を積み重ね、軌道修正していくことで、必ず目標を達成できるはずです。
あなたの未来が、輝かしいものになることを心から応援しています。