Minecraftコマンドで理想のMobを作成!装備とドロップアイテムを自由にカスタマイズする方法
Minecraftコマンドで理想のMobを作成!装備とドロップアイテムを自由にカスタマイズする方法
この記事では、Minecraftのコマンドを駆使して、ゾンビやスケルトンなどのMob(Mobは、Minecraftの世界に存在するキャラクターのこと)の装備やドロップアイテムを自由にカスタマイズする方法について解説します。特に、ASTARTE2やFragmentのように、特定の装備を身につけ、特定のアイテムをドロップするMobを作成したいと考えているMinecraftプレイヤーの皆様に向けて、具体的な手順と応用例をご紹介します。
minecraftのコマンドについてです。ver1.9です。1.8でも構いません。ASTARTE2やFragmentのように、ゾンビやスケルトンがArmorItemsやHandItemsで装備を全てしていて、けれどドロップアイテムがエメラルドや骨粉などを落とす。また、ゾンビ肉や骨などを落とさない。ようなmobはどのように作ればいいのでしょうか。
Minecraftの世界をより深く楽しむためには、Mobのカスタマイズは欠かせません。この記事を読めば、あなたも理想のMobを作成し、Minecraftの世界をさらに自由に、そしてクリエイティブに楽しむことができるでしょう。
1. コマンドの基本:/summonコマンドの理解
Mobをカスタマイズする上で最も重要なコマンドは、/summonコマンドです。このコマンドを使うことで、Mobの種類、位置、装備、ドロップアイテムなどを細かく指定できます。まずは、/summonコマンドの基本的な使い方から見ていきましょう。
/summonコマンドの基本的な構文は以下の通りです。
/summon <EntityName> [x y z] [NBTTagCompound]
<EntityName>: 召喚するMobの種類(例:minecraft:zombie,minecraft:skeleton)[x y z]: 召喚する位置(省略すると現在の位置に召喚)[NBTTagCompound]: Mobの属性を詳細に設定するためのNBTデータ(後述)
例えば、現在の位置にゾンビを召喚する基本的なコマンドは以下のようになります。
/summon minecraft:zombie
しかし、これだけでは装備やドロップアイテムをカスタマイズすることはできません。そこで、NBTデータを使ってMobの属性を詳細に設定します。
2. NBTデータ:Mobの属性を詳細に設定
NBTデータは、Mobの様々な属性(装備、体力、ドロップアイテムなど)を詳細に設定するためのものです。NBTデータは、JSON形式で記述され、/summonコマンドの[NBTTagCompound]の部分に指定します。
NBTデータには、様々なキーと値のペアが含まれており、それぞれのキーがMobの特定の属性に対応しています。以下に、Mobのカスタマイズによく使われるNBTデータのキーをいくつか紹介します。
ArmorItems: 防具の装備を設定(リスト形式)HandItems: 手に持たせるアイテムを設定(リスト形式)DropChances: ドロップアイテムのドロップ確率を設定(リスト形式)Attributes: Mobのステータス(体力、攻撃力など)を設定(リスト形式)CustomName: Mobの名前を設定(文字列)CustomNameVisible: Mobの名前を表示するかどうかを設定(1: 表示, 0: 非表示)NoAI: MobのAIを無効にするかどうかを設定(1: 無効, 0: 有効)
これらのキーを組み合わせて、理想のMobを作成します。例えば、ダイヤモンドのフル装備をしたゾンビを作成するコマンドは以下のようになります。
/summon minecraft:zombie ~ ~ ~ {ArmorItems:[{id:"minecraft:diamond_boots",Count:1b},{id:"minecraft:diamond_leggings",Count:1b},{id:"minecraft:diamond_chestplate",Count:1b},{id:"minecraft:diamond_helmet",Count:1b}]}
このコマンドでは、ArmorItemsキーを使って、ダイヤモンドのブーツ、レギンス、チェストプレート、ヘルメットを装備させています。idでアイテムの種類、Countで個数を指定します。~ ~ ~は現在の位置を意味します。
3. 装備の設定:ArmorItemsとHandItems
Mobに装備を与えるには、ArmorItemsとHandItemsのNBTデータを使用します。ArmorItemsは防具、HandItemsは手に持たせるアイテムを設定します。どちらもリスト形式で、各アイテムの情報を指定します。
以下に、それぞれの設定方法を詳しく見ていきましょう。
3.1. ArmorItemsの設定
ArmorItemsは、防具の装備を設定するために使用します。リスト形式で、各要素が防具の情報を表します。各要素は、以下のキーと値のペアで構成されます。
id: アイテムのID(例:minecraft:diamond_helmet)Count: アイテムの個数(通常は1b)tag: アイテムの追加情報(エンチャントなど)
例:ダイヤモンドのヘルメットを装備させる
{ArmorItems:[{id:"minecraft:diamond_helmet",Count:1b}]}
例:エンチャントされたダイヤモンドのヘルメットを装備させる
{ArmorItems:[{id:"minecraft:diamond_helmet",Count:1b,tag:{Enchantments:[{id:"minecraft:protection",lvl:4s}]}}]}
この例では、tagキーの中にEnchantmentsキーを追加し、エンチャント情報を指定しています。idはエンチャントの種類、lvlはエンチャントのレベルです。
3.2. HandItemsの設定
HandItemsは、手に持たせるアイテムを設定するために使用します。ArmorItemsと同様に、リスト形式で、各要素がアイテムの情報を表します。各要素は、以下のキーと値のペアで構成されます。
id: アイテムのID(例:minecraft:diamond_sword)Count: アイテムの個数(通常は1b)tag: アイテムの追加情報(エンチャントなど)
例:ダイヤモンドの剣を持たせる
{HandItems:[{id:"minecraft:diamond_sword",Count:1b}]}
例:エンチャントされたダイヤモンドの剣を持たせる
{HandItems:[{id:"minecraft:diamond_sword",Count:1b,tag:{Enchantments:[{id:"minecraft:sharpness",lvl:5s}]}}]}
このように、ArmorItemsとHandItemsを組み合わせることで、Mobの装備を自由にカスタマイズできます。
4. ドロップアイテムの設定:DropChancesとloot_table
Mobのドロップアイテムを設定するには、DropChancesとloot_tableの2つの方法があります。DropChancesは、各アイテムのドロップ確率を設定する方法で、手軽に設定できます。一方、loot_tableは、より複雑なドロップアイテムの設定が可能で、アイテムの種類、個数、エンチャントなどを詳細に制御できます。
4.1. DropChancesの設定
DropChancesは、Mobがドロップするアイテムのドロップ確率を設定するために使用します。リスト形式で、各要素がアイテムのドロップ確率を表します。DropChancesは、ArmorItemsやHandItemsで装備しているアイテムのドロップ確率も制御できます。
DropChancesの各要素は、0.0から1.0の間の浮動小数点数で表され、ドロップ確率を示します。例えば、1.0fは100%の確率でドロップ、0.0fはドロップしないことを意味します。
例:ダイヤモンドのヘルメットを100%の確率でドロップさせる
{ArmorItems:[{id:"minecraft:diamond_helmet",Count:1b}], DropChances:[1.0f,0.0f,0.0f,0.0f,0.0f]}
この例では、DropChancesの最初の要素が1.0fなので、ダイヤモンドのヘルメットが100%の確率でドロップします。他の要素は0.0fなので、他の防具はドロップしません。DropChancesの要素は、防具のスロットに対応しており、順番は以下の通りです。
- 0: ブーツ
- 1: レギンス
- 2: チェストプレート
- 3: ヘルメット
- 4: 手に持っているアイテム
例:手に持っているアイテムを50%の確率でドロップさせる
{HandItems:[{id:"minecraft:diamond_sword",Count:1b}], DropChances:[0.0f,0.0f,0.0f,0.0f,0.5f]}
この例では、DropChancesの最後の要素が0.5fなので、手に持っているダイヤモンドの剣が50%の確率でドロップします。
4.2. loot_tableの設定
loot_tableは、より複雑なドロップアイテムの設定を可能にする方法です。loot_tableを使用するには、まず、loot_tableファイルをサーバーに配置し、/summonコマンドでそのloot_tableを指定します。
loot_tableファイルは、JSON形式で記述され、ドロップするアイテムの種類、個数、エンチャントなどを詳細に制御できます。loot_tableファイルの作成方法については、Minecraftの公式ドキュメントや、様々なチュートリアルを参照してください。
/summonコマンドでloot_tableを指定するには、DeathLootTableキーを使用します。
/summon minecraft:zombie ~ ~ ~ {DeathLootTable:"minecraft:entities/zombie"}
この例では、ゾンビが死亡した際に、minecraft:entities/zombieというloot_tableファイルが使用されます。loot_tableファイルの内容によって、ドロップアイテムが決定されます。
loot_tableを使用することで、エメラルドや骨粉をドロップし、ゾンビ肉や骨をドロップしないMobを作成できます。loot_tableファイル内で、ドロップするアイテムの種類、個数、ドロップ確率などを細かく設定することで、理想のドロップアイテムを実現できます。
5. ゾンビ肉や骨をドロップしないMobの作成
質問にあるように、ゾンビ肉や骨をドロップせず、エメラルドや骨粉をドロップするMobを作成するには、以下の手順でコマンドを作成します。
- Mobの種類を選択: ゾンビまたはスケルトンを選択します。
- 装備の設定:
ArmorItemsとHandItemsを使用して、装備を設定します。 - loot_tableの設定:
DeathLootTableを使用して、カスタムのloot_tableファイルを指定します。 - loot_tableファイルの作成: loot_tableファイルを作成し、エメラルドや骨粉をドロップするように設定し、ゾンビ肉や骨をドロップしないように設定します。
以下に、具体的なコマンドとloot_tableファイルの例を示します。
5.1. コマンドの例
このコマンドは、ゾンビを召喚し、ダイヤモンドのフル装備を与え、カスタムのloot_tableを使用するように設定します。
/summon minecraft:zombie ~ ~ ~ {ArmorItems:[{id:"minecraft:diamond_boots",Count:1b},{id:"minecraft:diamond_leggings",Count:1b},{id:"minecraft:diamond_chestplate",Count:1b},{id:"minecraft:diamond_helmet",Count:1b}],DeathLootTable:"wovie:custom_zombie"}
このコマンドでは、DeathLootTableキーに、カスタムのloot_tableファイル名wovie:custom_zombieを指定しています。このファイルは、サーバーのloot_tablesフォルダに配置する必要があります。
5.2. loot_tableファイルの例 (wovie:custom_zombie.json)
このloot_tableファイルは、エメラルドと骨粉をドロップするように設定されています。ゾンビ肉や骨はドロップしません。
{
"type": "minecraft:entity",
"pools": [
{
"rolls": 1,
"entries": [
{
"type": "minecraft:item",
"name": "minecraft:emerald",
"weight": 1,
"functions": [
{
"function": "minecraft:set_count",
"count": {
"min": 1,
"max": 3
}
}
]
},
{
"type": "minecraft:item",
"name": "minecraft:bone_meal",
"weight": 1,
"functions": [
{
"function": "minecraft:set_count",
"count": {
"min": 1,
"max": 5
}
}
]
}
]
}
]
}
このloot_tableファイルでは、poolsセクションでドロップアイテムの設定を行います。entriesセクションで、ドロップするアイテムの種類と確率を設定します。この例では、エメラルドと骨粉をそれぞれ1つから3つ、1つから5つの範囲でドロップするように設定しています。
このように、コマンドとloot_tableファイルを組み合わせることで、ゾンビ肉や骨をドロップせず、エメラルドや骨粉をドロップするMobを作成できます。
6. その他のカスタマイズ
Mobのカスタマイズは、装備やドロップアイテムだけではありません。NBTデータを使用することで、Mobの外見、行動、能力など、様々な要素をカスタマイズできます。
- CustomName: Mobの名前を設定します。
- CustomNameVisible: Mobの名前を表示するかどうかを設定します。
- NoAI: MobのAIを無効にします。
- Attributes: Mobのステータス(体力、攻撃力など)を設定します。
- Silent: Mobの音を消します。
これらの要素を組み合わせることで、より個性的なMobを作成できます。例えば、名前を表示し、AIを無効にしたMobを作成することで、特定の場所に配置されたオブジェクティブなMobを作成できます。
7. 実践的なコマンド例と応用
以下に、いくつかの実践的なコマンド例と、その応用例を紹介します。
7.1. エンチャントされた武器を持つスケルトンの召喚
/summon minecraft:skeleton ~ ~ ~ {HandItems:[{id:"minecraft:bow",Count:1b,tag:{Enchantments:[{id:"minecraft:power",lvl:5s},{id:"minecraft:flame",lvl:1s}]}}]}
このコマンドは、パワーVと炎のエンチャントが付いた弓を持ったスケルトンを召喚します。これにより、強力な攻撃力を持つスケルトンを作成できます。
7.2. 名前と体力を持つゾンビの召喚
/summon minecraft:zombie ~ ~ ~ {CustomName:""Strong Zombie"",CustomNameVisible:1,Attributes:[{Name:"generic.maxHealth",Base:50}],Health:50}
このコマンドは、「Strong Zombie」という名前で、最大体力50のゾンビを召喚します。CustomNameVisible:1で名前を表示し、Attributesで最大体力を設定し、Healthで現在の体力を設定します。
7.3. プレイヤーを追跡するMobの作成
プレイヤーを追跡するMobを作成するには、/executeコマンドと/tpコマンドを組み合わせます。まず、MobのAIを無効にし、プレイヤーの座標を常に取得し、Mobをその座標にテレポートさせます。
/summon minecraft:zombie ~ ~ ~ {NoAI:1,CustomName:""Chaser"",CustomNameVisible:1}
/execute as @e[type=minecraft:zombie,name="Chaser"] at @s run tp @s @p
この例では、「Chaser」という名前のゾンビを作成し、プレイヤーを追跡します。/executeコマンドは、Mobの場所で実行され、/tpコマンドでプレイヤーの場所にテレポートさせます。
これらのコマンド例を参考に、様々なMobを作成し、Minecraftの世界をさらに楽しんでください。
8. コマンドの注意点とトラブルシューティング
コマンドを使用する際には、いくつかの注意点があります。以下に、主な注意点とトラブルシューティングのヒントを紹介します。
- コマンドの構文: コマンドの構文が間違っていると、エラーが発生します。コマンドを入力する際には、構文を正確に確認してください。
- NBTデータの記述: NBTデータの記述も、構文が重要です。JSON形式で記述し、括弧や引用符を正しく使用してください。
- バージョンの互換性: Minecraftのバージョンによって、コマンドの仕様が異なる場合があります。使用しているMinecraftのバージョンに対応したコマンドを使用してください。
- スペルミス: コマンドやアイテムIDのスペルミスも、エラーの原因になります。スペルミスがないか確認してください。
- ゲームモード: コマンドを使用するには、ゲームモードがクリエイティブモードである必要があります。
もしコマンドが正常に動作しない場合は、以下の点を確認してください。
- コマンドの入力ミス: コマンドを再度確認し、入力ミスがないか確認してください。
- NBTデータの構文: NBTデータの構文が正しいか確認してください。JSON形式のバリデーターを使用すると、構文エラーを見つけやすくなります。
- バージョンの互換性: Minecraftのバージョンが、コマンドに対応しているか確認してください。
- サーバーの設定: サーバーの設定によっては、コマンドが使用できない場合があります。サーバーの設定を確認してください。
これらの注意点とトラブルシューティングのヒントを参考に、コマンドの問題を解決してください。
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9. まとめ:MinecraftコマンドでMobカスタマイズを極める
この記事では、Minecraftのコマンドを駆使して、Mobの装備やドロップアイテムを自由にカスタマイズする方法について解説しました。/summonコマンド、NBTデータ、ArmorItems、HandItems、DropChances、loot_tableなどの要素を組み合わせることで、理想のMobを作成できます。
Minecraftの世界をより深く楽しむためには、Mobのカスタマイズは欠かせません。この記事で紹介した情報と、あなたの創造性を活かして、Minecraftの世界をさらに自由に、そしてクリエイティブに楽しんでください。
Minecraftコマンドの世界は奥深く、様々な可能性を秘めています。この記事が、あなたのMobカスタマイズの旅の第一歩となることを願っています。
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