50代主婦の記憶障害…同居ストレスと健康不安からの脱出！専門家による具体的な解決策

母についてこれからどうしたら良いか悩んでいます！！母 52歳自営業の事務基本専業主婦父の両親と同居祖父はうるさくザ・昔の頑固じーさん天然ボケ糖尿病3年目(家系が糖尿) 最近、母の様子がおかしいんです。元々、天然ボケのいつも優しい母なので物忘れや昔の事を忘れちゃうなんてことはよくあることでした。しかし、数ヶ月前夕食の準備をしている母が急に “うっ…” といって胸をおさえ顔が真っ青になりました “大丈夫？！気持ち悪い？” と聞くと一瞬フリーズしてぼんやり遠くを見たかと思うと “何？お母さんの顔になんかついてる？” と苦しがっていたのが嘘のように普通に会話しはじめたのです。その後気分悪かったの？と聞いても何のこと？と先ほどのことがなかったように…そしてまた数日後夕食の準備中また同じことが起こり “大丈夫？！どうした？”と聞くと “あれ？お母さん今何してるの？この食事は誰が用意したの？” なんていうんです…そして数秒後には何事もなかったようにまた料理を作りだしました。そして昨日も母に手伝ってもらいながら夕食を作っていると “あれ？なんで料理してるの？どうしたの？” というんです…ときにはわたしの名前を聞いても出てこないことも…今までに母がおかしくなった姿を週に1回あるかないかくらいで見ています。父や妹は1度しかその姿を見ていないのでもともと天然だし物事覚えないからそんなにたいしたことないと思っているようなんです。でも、明らかに記憶が一瞬なくなっていて顔色も悪くなっていていつもの母ではないんです！！母に話したときは “わたしの何が悪いの？！何かしたの？！怖いこといわないでよ！！” と怒られてしまいました…でも自分でも最近物事を忘れる、一瞬自分がどこかにいってる気がすると言っていたんです。祖父はものすごく自己中で酒飲み朝から晩までずっと大きな声でしゃべりうるさく耳が遠いので一方的に話してばかり…母は同居のストレスがたまってしまっているのか… 若年アルツハイマーなのか… 糖尿病悪化なのか…いろいろ考えましたがわからず母の糖尿病のかかりつけの先生に言うべきなのかどこに相談して良いかわからず悩んでいます…このまま母の記憶がなくなってしまったりわからなくなってしまったり万が一のことを考えると今すぐにでも出来ることがないかと思っています！長々失礼しました。よろしくお願いします。

ケーススタディ：52歳主婦の記憶障害と、その解決への道筋

ご相談ありがとうございます。52歳のご母親の症状、非常に心配ですね。週に1回程度の記憶喪失のような症状、そしてご本人も「自分がどこかにいる気がする」と自覚されているとのこと。これは決して軽視できないサインです。ご家族が「天然ボケ」と捉えている部分も、深刻な状況を隠している可能性があります。

まず、考えられる原因をいくつか整理してみましょう。

一時的な脳血管障害（TIA）： 脳への血流が一時的に途絶えることで起こる症状です。今回のような「一瞬フリーズする」「顔が真っ青になる」といった症状は、TIAの可能性を示唆しています。放置すると脳梗塞などのリスクが高まります。
低血糖： 糖尿病を患っているご母親にとって、低血糖は記憶障害や意識障害を引き起こす可能性があります。血糖値の急激な低下が原因と考えられます。
認知症（若年性アルツハイマー病を含む）： 50代でも発症する可能性があります。初期症状は物忘れや見当識障害など、他の疾患と区別しにくい場合が多いです。
ストレス： ご質問にもあるように、ご両親と同居、特に祖父との関係によるストレスは、精神的な負担となり、様々な身体症状を引き起こす可能性があります。これは、症状を悪化させる要因の一つとして考えるべきです。

これらの可能性を踏まえ、具体的な対処法を提案します。

ステップ1：医療機関への受診

これは何よりも優先すべき事項です。まず、ご母親を脳神経外科または神経内科を受診させてください。TIAや脳腫瘍などの可能性を早期に発見することが重要です。同時に、糖尿病専門医にも相談し、血糖値コントロールの状況や低血糖の可能性について確認しましょう。 MRI検査や血液検査などの精密検査が必要となる可能性があります。

ステップ2：ストレス軽減策

同居によるストレスが症状に影響している可能性が高いです。

祖父との距離感の調整： 祖父とのコミュニケーション方法を見直すことが重要です。大声での会話がストレスになっている可能性がありますので、耳元でゆっくりと話したり、メモを使って伝えたりする方法を検討しましょう。介護サービスの利用も視野に入れてください。
母の趣味や休息時間確保： 母がリラックスできる時間や趣味の時間を確保しましょう。ストレス軽減に効果的な方法として、軽い運動やヨガ、読書などを取り入れるのも良いでしょう。
家族間のコミュニケーション： 家族間でしっかりと話し合い、母の負担を軽減するための役割分担を明確にしましょう。父や妹にも、現状を理解してもらい、協力体制を築くことが大切です。

ステップ3：専門家への相談

医療機関に加え、精神科医やケアマネージャーへの相談も検討しましょう。精神科医は、ストレスや精神的な問題への対応をサポートし、必要に応じて薬物療法などを提案してくれます。ケアマネージャーは、介護サービスの利用方法や、在宅介護に関する様々な相談に乗ってくれます。

ステップ4：記録をつける

症状が出た日時、状況、持続時間などを記録しておきましょう。医療機関での診察時に、この記録は非常に役立ちます。

成功事例：ストレスと認知機能低下の改善

以前、60代女性で、夫との不仲と家事負担から抑うつ状態になり、記憶障害を訴える方がいらっしゃいました。医療機関での検査では、軽度の認知機能低下が見られました。しかし、カウンセリングと夫との関係改善、家事の分担を見直すことで、症状は大きく改善しました。これは、ストレスが認知機能に影響を与えることを示す一例です。

まとめ

ご母親の症状は、単なる「天然ボケ」とは言い切れません。早めの医療機関受診が不可欠です。同時に、同居によるストレス軽減策も並行して進めることで、症状の改善に繋がる可能性があります。一人で抱え込まず、家族や専門家の協力を得ながら、ご母親の健康を守っていきましょう。

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