仕事辞めたい…？ルート営業から抜け出せないあなたが、キャリアを切り開くための具体的な3ステップ
仕事辞めたい…？ルート営業から抜け出せないあなたが、キャリアを切り開くための具体的な3ステップ
「wovie」をご覧の皆さん、こんにちは！キャリア支援を専門とする転職コンサルタントです。今回は、ルート営業として中途入社したものの、現状に悩み、今後のキャリアについて迷われている方からのご相談にお答えします。
仕事を続けるべきか。ルート営業で中途入社。蓋を開けてみれば初めて出来たポジションのため仕事がない。評価基準は1日の訪問件数。毎日営業さんに訪問出来る企業を聞いて商品の納品ばかり。これじゃバイク便と変わらない。顧客に提案したりも出来ない。同期はすぐ辞めて次に行きました。本社もこれでは良くないといいルート営業も希望を出せば営業になれるという制度になりました。私も希望を出し売上ノルマがあり提案出来るようになったのですが自分の担当じゃない企業の納品や故障対応、さらに営業が担当している企業のサブ担当も引き続きすることに。アシスタントが忙しいときはアシスタント業務もやり何でも屋状態。営業は私に仕事を頼みたくても、私が忙しくて頼めないこともありました。リーダーは「ｄｒｃｄｊ789さんは営業志望だから、みんな納品などはバイク便を使って」と他の営業に指示を出してくれました。そしたら、「どこまで彼女に気を遣わなければならないのですか？」とある営業が不満を漏らすことも。営業から見たら、私が営業職非希望の方が、いろんなことを手伝ってもらえて楽かもしれないですが。。。。私の今の仕事はサブ担当8割、自分のメイン担当2割なので、十分手伝っていると思っていたのですが、私が残業になったり、一日中外に出っ放しだから、頼めないみたいなことを言ってました。自分の売上ノルマもある中でサブ担当の仕事のこなすのは正直きつい。私は5人の営業さんのサブ担当と大口顧客の定期納品で週のスケジュールはびっちり、その合間をぬって自分の顧客対応。4月にチーム編成がありどうみても偏った編成でチームにルート営業は私しかおらず今まで以上に大変になるのは目に見えています。営業希望を出しましたが枠が狭く4月は落選しました。枠は10人に1人なれるか なれないかです。ルート営業は契約社員 営業は正社員のため給料も違います。月によっては私の方が売上が高いときもあるのにサブ担当の仕事もあっては体が足りません。上司からは10月の営業職登用に向けて頑張れと言われます。正社員登用には必要な資格があり、合格率１０％の資格で、本気であればどんなに帰りが遅くても勉強するのですが、私はそこまでモチベーションがあがりません。みなさんならこの仕事続きますか？
今回の相談者の方は、ルート営業として入社したものの、本来の業務とは異なる業務を多く抱え、キャリアアップの道も閉ざされかけている状況に苦しんでいます。正社員登用のチャンスはあるものの、モチベーションが上がらず、このまま仕事を続けるべきか悩んでいるとのこと。非常に多くの方が抱える悩みです。この記事では、この状況を打開し、自身のキャリアを切り開くための具体的な3つのステップを提案します。
ステップ1：現状を徹底的に分析し、問題点を明確にする
まず、現状を客観的に分析し、問題点を具体的に洗い出すことが重要です。漠然とした不安を抱えたままでは、具体的な解決策は見えてきません。以下の3つの視点から、現状を分析してみましょう。
1. 業務内容の分析
- 業務内容の割合： 現在、どのような業務にどの程度の時間を割いているのかを具体的に把握します。メインの業務（自身の顧客への営業活動）と、サブ担当業務、その他（納品、アシスタント業務など）の割合を数値化してみましょう。
- 業務内容の評価： それぞれの業務が、自身のキャリア目標（営業職への転換、スキルアップなど）にどの程度貢献しているかを評価します。貢献度が高い業務、低い業務を区別し、優先順位をつけます。
- 業務内容の課題： 各業務における課題を具体的に洗い出します。例えば、「サブ担当業務が多く、自身の営業活動に時間が割けない」「納品業務が多すぎて、顧客との関係構築に時間を費やせない」など、具体的な問題点を明確にします。
2. 評価制度の分析
- 評価基準の理解： 会社がどのような基準で評価を行っているのかを正確に理解します。売上、訪問件数、顧客満足度、チームへの貢献度など、評価項目を把握し、自身の現状がどの程度評価されているのかを分析します。
- 評価への影響： 現在の業務内容が、評価にどのように影響しているかを分析します。例えば、「サブ担当業務が多いことで、売上目標達成に支障が出ている」「自身の営業活動に集中できないことで、顧客満足度が低下している」など、具体的な影響を把握します。
- 評価制度の課題： 評価制度における課題を洗い出します。「評価基準が曖昧」「サブ担当業務が評価に反映されない」「正当な評価がされていない」など、問題点を明確にします。
3. キャリアパスの分析
- キャリア目標の明確化： 自身のキャリア目標を明確にします。営業職への転換、特定のスキル習得、マネジメントへの昇進など、具体的な目標を設定します。
- キャリアパスの現状： 現状の業務内容、評価制度、会社の制度などが、キャリア目標の達成にどのように影響しているかを分析します。
- キャリアパスの課題： キャリア目標達成における課題を洗い出します。「正社員登用のハードルが高い」「営業職への転換が難しい」「スキルアップの機会がない」など、問題点を明確にします。
これらの分析を通して、自身の置かれている状況を客観的に把握し、問題点を具体的に特定します。この分析結果が、今後のキャリア戦略を立てる上での重要な基盤となります。
ステップ2：具体的なアクションプランを立案し、実行する
現状分析の結果を踏まえ、具体的なアクションプランを立案し、実行に移しましょう。ここでは、3つの具体的なアクションプランを提案します。
1. 上司との積極的なコミュニケーション
- 現状の課題を共有： 上司に対し、現状の業務内容、評価制度、キャリアパスに関する課題を具体的に伝えます。一方的に不満を伝えるのではなく、問題点を客観的に説明し、改善を求める姿勢を示しましょう。
- キャリア目標を伝える： 自身のキャリア目標（営業職への転換など）を明確に伝え、上司からのサポートを求めます。
- 業務分担の見直しを提案： サブ担当業務の割合が多いことによる課題を伝え、業務分担の見直しを提案します。自身の営業活動に集中できるような環境を求めて、具体的な提案を行いましょう。例えば、「納品業務は、バイク便の利用を検討する」「サブ担当業務の範囲を限定する」など、具体的な提案をすることで、上司も対応しやすくなります。
- 評価に関するフィードバックを求める： 自身の評価について、上司から具体的なフィードバックを求めます。改善点や強みを把握し、今後の行動に活かします。
上司とのコミュニケーションは、問題解決の第一歩です。積極的にコミュニケーションを取り、自身の状況を理解してもらい、協力を得ることで、状況を改善できる可能性が高まります。
2. スキルアップと自己研鑽
- 必要なスキルの特定： キャリア目標達成に必要なスキルを特定します。例えば、営業スキル、顧客対応スキル、問題解決能力など、自身の弱点を補い、強みを伸ばすためのスキルを明確にします。
- 学習計画の策定： スキルアップのための学習計画を立てます。資格取得、研修への参加、書籍での学習など、具体的な学習方法を決定し、スケジュールを立てます。
- 自己研鑽の実行： 計画に基づき、自己研鑽を実行します。継続的な学習と実践を通して、スキルを向上させます。
- 成果の可視化： 学習の成果を可視化します。資格取得、研修修了、業務での成果など、具体的な成果を記録し、自身の成長を実感します。
スキルアップは、キャリアアップの基盤となります。自己研鑽を通して、自身の市場価値を高め、キャリア目標の達成に近づきましょう。
3. 転職も視野に入れた情報収集
- 業界・企業の調査： 自身のキャリア目標に合った業界や企業を調査します。企業の事業内容、社風、待遇などを比較検討し、自身の希望に合致する企業を見つけます。
- 求人情報の収集： 転職サイト、転職エージェントなどを活用し、求人情報を収集します。自身のスキルや経験を活かせる求人を探し、応募を検討します。
- 転職エージェントとの相談： 転職エージェントに相談し、キャリアに関するアドバイスを受けます。自身の強みや弱みを客観的に分析してもらい、最適なキャリアプランを提案してもらいます。
- 面接対策： 転職活動に必要な面接対策を行います。自己PR、志望動機、経験の伝え方など、面接で効果的にアピールするための準備をします。
転職は、キャリアアップの選択肢の一つです。現状に満足できない場合は、転職も視野に入れ、積極的に情報収集を行いましょう。転職エージェントの活用は、効率的な転職活動に役立ちます。
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ステップ3：継続的な改善と、柔軟なキャリア戦略
アクションプランを実行した後も、継続的な改善と、柔軟なキャリア戦略が重要です。状況は常に変化するため、定期的に現状を評価し、必要に応じて戦略を修正する必要があります。
1. 定期的な振り返り
- 目標達成度の確認： 定期的に、自身のキャリア目標に対する進捗状況を確認します。目標達成に向けて、どの程度進んでいるのかを評価します。
- アクションプランの評価： 実行したアクションプランの効果を評価します。うまくいった点、改善点などを分析し、次回の行動に活かします。
- 現状の再評価： 定期的に、現状を再評価します。業務内容、評価制度、キャリアパスなど、変化した点がないかを確認し、必要に応じて戦略を修正します。
定期的な振り返りを通して、自身のキャリア戦略を最適化し、目標達成に向けて着実に進んでいくことができます。
2. 環境変化への対応
- 市場動向の把握： 業界や企業の動向を常に把握し、変化に対応できるように準備します。
- スキルのアップデート： 市場ニーズに合わせて、自身のスキルをアップデートします。
- キャリアプランの柔軟性： キャリアプランは、状況に応じて柔軟に修正できるようにしておきます。
変化の激しい現代社会において、柔軟なキャリア戦略は不可欠です。環境変化に対応し、常に自身のキャリアを最適化することで、長期的なキャリア形成が可能になります。
3. ポジティブな姿勢の維持
- 自己肯定感を高める： 自身の強みや成果を認め、自己肯定感を高めます。
- 困難を乗り越える力： 困難に直面しても、諦めずに乗り越える力を養います。
- 周囲との連携： 周囲との連携を密にし、サポートを受けながら、前向きに進んでいきます。
ポジティブな姿勢は、キャリアを切り開くための原動力となります。困難に立ち向かい、成長を続けることで、理想のキャリアを実現することができます。
まとめ：あなたのキャリアは、あなた自身で切り開く
今回の相談者の方のように、現状に不満を感じ、キャリアに悩む方は少なくありません。しかし、現状を正しく分析し、具体的なアクションプランを実行し、継続的に改善していくことで、必ず状況を打開し、自身のキャリアを切り開くことができます。今回の記事で紹介した3つのステップを参考に、あなた自身のキャリアを主体的に考え、行動してください。あなたのキャリアが、より良いものになることを心から応援しています。
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