保険のプロが解説!生命保険の「払い済み」と「解約返戻金」の疑問を徹底解決!
保険のプロが解説!生命保険の「払い済み」と「解約返戻金」の疑問を徹底解決!
この記事では、長年加入している生命保険に関する疑問を抱えているあなたに向けて、保険の専門家である私が分かりやすく解説していきます。特に、払い済み保険や解約返戻金に関する複雑な問題を、具体的な事例を交えながら紐解いていきます。保険は、将来の安心を支える大切なものですが、その仕組みは複雑で分かりにくいと感じる方も少なくありません。この記事を通して、保険の知識を深め、賢く保険を活用するためのヒントを見つけていただければ幸いです。
今回、私たちが取り上げるのは、長期間にわたる生命保険の契約に関する疑問です。保険契約の見直しや、将来の資金計画を考える上で、非常に重要なポイントとなります。それでは、具体的な質問内容を見ていきましょう。
日本生命 平成4年3月加入の生命保険に加入してます。
主契約終身 300万 月払い1827円 払込み期間40年
特約定期 1500万 月払い 6462円 20年更新
特約生存給付200万 月払い 3720円 20年更新
医療特約 月払い 1575円
上記のようなプランなのですが、ニッセイからもらった将来の受取金額書に記載されている解約払戻金と、払い済み保険にした時の保険金額の考え方が良く分かりません。
平成20年にもらったニッセイの案内書によると
16年目 解約時払戻金合計 41.1万円
内訳 主契約部 18.72万円
特約定期部 1.8万円
特約生給部 11.48万円
医療部 9.10万円
解約時払戻金をもとに払い済み保険に変更すると
払い済み保険金額 309.2万円
上記のように記載されています。
質問①
主契約300万の保険なのに、払い済み保険金額が16年目の時点で309万になってるってどういうことなのでしょうか?
生存給付金の据置金額が133万あります。この309万の中には生存給付金の据置金額133万も下取りに入っていると考えるのでしょうか?
質問②
この保険の予定利率は5.5%です。
よくこの時期の保険はお宝保険だから続けるべきといいますが、今までしはらっった金額に対しての解約払戻金が少なすぎるような気がしますがこんなものでしょうか?これでも続けるべきなのでしょうか?
16年で支払った金額は261.77万円です。これに対して払戻金は41.1万円です
たとえば上記保険内容でH4年~H44年の40年間支払っても累計支払保険料697万に対して解約時返戻金は124万程度です。
(H24年の更新時、定期特約、生存給付部分は保険料の変更があります)
(生存給付金は40年間で280万+利息4%受け取れます)
保険は分からないことが多すぎます・・
どなたかアドバイスお願いします。補足皆さんありがとうございます
①②大体分かりました。もう一点アドバイスお願いします。
医療部分は掛け捨てでは無いようです
20年目の解約返戻金が12.25万円となっています。
保険期間80歳まで(払い込みは80歳までの22年分を主契約払い込み終了時点で一括支払)
5000円/1日 5日目~給付 と内容が良くないので医療部分は更新するのをやめようと思ってたのですが、
掛け捨てで無いなら続けるべきでしょうか
1. 払い済み保険金額が300万円から309.2万円になる理由
まず、質問の核心部分である「払い済み保険金額が300万円から309.2万円になる理由」について解説します。これは、保険契約の仕組みと、特に「生存給付金」の取り扱いが大きく関係しています。
今回のケースでは、主契約の終身保険に加えて、生存給付金を受け取れる特約が付帯しています。この生存給付金は、一定期間ごとに生存している場合に支払われるもので、一種の積立金のような性質を持っています。払い済み保険に変更する際、この生存給付金の積立額が、将来の保険金に上乗せされる形で反映されるため、保険金額が増額されるのです。
具体的に、16年目に払い済み保険に変更した場合、309.2万円という保険金額には、主契約部分の解約返戻金に加えて、生存給付金の据え置き金額も含まれています。この据え置き金額が、払い済み保険の保険金額を押し上げる要因となっているのです。
この仕組みを理解することで、保険金額の変動に対する疑問が解消されるはずです。保険会社からの案内書をよく読み、内訳を確認することで、より正確な理解を深めることができます。
2. 5.5%の予定利率は「お宝保険」?解約返戻金が少ないと感じる理由
次に、5.5%という高めの予定利率の保険が「お宝保険」と言われる理由と、解約返戻金が少ないと感じる理由について解説します。
5.5%という予定利率は、現在の低金利時代においては非常に魅力的な数字です。これは、保険会社が契約者の保険料を運用する際に、5.5%の利回りを前提に計算していることを意味します。そのため、長期間保険を継続することで、保険料の一部が効率的に運用され、将来的に大きな解約返戻金や保険金を受け取れる可能性があります。
しかし、今回のケースでは、16年間で支払った保険料に対して、解約返戻金が少ないと感じるかもしれません。その理由はいくつか考えられます。
- 保険料の内訳: 保険料は、純粋な保険料(万が一の時の保障に充当される部分)と、保険会社の運営費、そして解約返戻金に積み立てられる部分で構成されています。契約初期は、運営費や保障に充当される割合が高く、解約返戻金に回る部分が少ない傾向があります。
- 特約の存在: 定期保険や医療保険などの特約が付帯している場合、これらの保険料も支払っているため、解約返戻金が少なく感じる可能性があります。
- 保険期間: 終身保険の場合、長期間にわたって保険料を支払うため、解約時期によっては、支払った保険料に対して解約返戻金が少なくなることがあります。
これらの要素を考慮すると、解約返戻金が少ないと感じることは、必ずしも異常なことではありません。しかし、ご自身の保険契約の内容を詳細に確認し、将来の受取額や保障内容を把握することが重要です。
3. 保険を続けるべきか、見直すべきかの判断基準
では、この保険を続けるべきか、それとも見直すべきか、どのように判断すれば良いのでしょうか?判断基準をいくつかご紹介します。
- 現在の保障内容の必要性: まず、現在の保障内容が、ご自身のライフプランやリスクに合っているかを確認しましょう。死亡保障、医療保障、生存給付金など、必要な保障が十分に確保されているか、あるいは過剰な保障になっていないかを検討します。
- 将来の資金計画: 将来のライフイベント(結婚、出産、住宅購入など)にかかる費用を考慮し、保険でどの程度資金を準備できるか、あるいは他の金融商品(貯蓄、投資など)と組み合わせて資金計画を立てるかを検討します。
- 保険料の負担: 保険料が家計に与える影響を考慮しましょう。無理なく支払える保険料であるか、他の支出とのバランスを考慮し、家計を圧迫していないかを確認します。
- 代替案の検討: 現在の保険を解約した場合、代替となる保険商品や、他の金融商品(貯蓄、投資など)と比較検討します。より有利な条件や、ご自身のニーズに合った商品がないかを探します。
これらの要素を総合的に判断し、ご自身の状況に最適な選択をすることが重要です。保険のプロである私としては、以下の3つの選択肢を提案します。
- 保険を継続する: 現在の保障内容が十分であり、保険料の負担も問題ない場合は、保険を継続することも選択肢の一つです。特に、5.5%という高金利の恩恵を受けられる可能性が高い場合は、継続を検討する価値があります。
- 払い済み保険に変更する: 保険料の支払いを終えたい、または保険料の負担を減らしたい場合は、払い済み保険に変更することも検討できます。ただし、保険金額が減額される可能性や、将来の解約返戻金が少なくなる可能性があることに注意が必要です。
- 保険を見直す: 保障内容が過剰である、または保険料が高いと感じる場合は、他の保険商品への乗り換えや、保障内容の見直しを検討しましょう。現在のライフプランやリスクに合った保険を選ぶことが重要です。
保険の見直しを行う際は、複数の保険会社の商品を比較検討し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
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4. 医療保険の継続について
次に、医療保険の継続について考えてみましょう。今回のケースでは、医療特約の保障内容が、
- 5000円/1日
- 5日目から給付
という内容です。医療保険は掛け捨てではないため、解約返戻金が20年後に12.25万円受け取れるとのことです。
医療保険の継続を検討する上で重要なのは、
- 保障内容の評価: 5日目からの給付という点は、入院日数が短い傾向にある現代の医療事情を考えると、十分な保障とは言えない可能性があります。また、1日あたりの給付金額も、現在の医療費をカバーできるかどうかを検討する必要があります。
- 解約返戻金の価値: 掛け捨てではないため、解約返戻金を受け取れる点はメリットです。しかし、20年後の12.25万円が、現在の価値でどの程度のものになるかを考慮する必要があります。インフレや金利の影響を考慮し、将来の価値を評価しましょう。
- 代替案の検討: 現在の医療保険を解約した場合、他の医療保険への加入や、医療保険以外の保障(貯蓄、共済など)を検討することもできます。より保障内容が充実した保険や、保険料が安い保険がないかを比較検討しましょう。
これらの要素を考慮し、ご自身のニーズに合った選択をすることが重要です。医療保険は、万が一の病気やケガに備えるための大切なものですが、保障内容や保険料、解約返戻金などを総合的に判断し、最適なものを選ぶようにしましょう。
5. 保険に関するよくある質問とその回答
保険に関する疑問は、人それぞれ異なります。ここでは、よくある質問とその回答をいくつかご紹介します。
Q1: 保険料はどのように決まるのですか?
A1: 保険料は、年齢、性別、健康状態、保障内容、保険期間など、さまざまな要素に基づいて決定されます。一般的に、年齢が高いほど、保障内容が手厚いほど、保険期間が長いほど、保険料は高くなります。
Q2: 保険を見直すタイミングは?
A2: ライフステージの変化(結婚、出産、住宅購入など)、収入の変化、健康状態の変化など、様々なタイミングで見直しを検討しましょう。定期的に保険証券を確認し、現在の保障内容がご自身の状況に合っているかを確認することが重要です。
Q3: 保険会社はどのように選べば良いですか?
A3: 保険会社を選ぶ際は、保障内容、保険料、会社の信頼性、顧客サービスなどを比較検討しましょう。複数の保険会社の商品を比較し、ご自身のニーズに合った保険会社を選ぶことが重要です。保険の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのも良いでしょう。
Q4: 保険金はいつ、どのように受け取れますか?
A4: 保険金は、保険の種類や契約内容によって、死亡時、入院時、手術時などに受け取ることができます。保険金を受け取るためには、保険会社に保険金請求の手続きを行う必要があります。手続きに必要な書類や、請求方法については、保険会社に確認しましょう。
6. まとめ:賢く保険を活用するために
この記事では、生命保険の払い済み保険、解約返戻金、そして保険の見直しについて解説しました。保険は、将来の安心を支える大切なものですが、その仕組みは複雑で分かりにくいと感じる方も少なくありません。今回の解説を通して、保険に関する知識を深め、賢く保険を活用するためのヒントを見つけていただければ幸いです。
保険は、ご自身のライフプランやリスクに合わせて、最適なものを選ぶことが重要です。今回のケースのように、長期間加入している保険は、現在の状況に合わせて見直すことで、より効果的な保障を得られる可能性があります。保険契約の内容をしっかりと理解し、専門家のアドバイスを受けながら、最適な保険を選びましょう。
最後に、保険に関する疑問や不安がある場合は、遠慮なく専門家にご相談ください。保険のプロである私たちが、あなたの保険選びをサポートいたします。
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