棟上げ(上棟式)の費用、どこまでやる?予算内で感謝を伝える方法を徹底解説!
棟上げ(上棟式)の費用、どこまでやる?予算内で感謝を伝える方法を徹底解説!
今月、棟上げをすることになりました。私たちはするつもりはなかったのですが建築会社側からしてくださいと言われ慌てているところです。お恥ずかしい話ながら予算があまりなく、棟上げはしないと決めていたので予算枠の中に入れていませんでした。
急に言われたのでどうしようかと困惑しているので相談させてください。
以下のようにしようと思っているのですがあまりにもケチくさいでしょうか??
- 乾杯用に清酒と清水(お酒はNGなのでお水で乾杯って言われました)
- 10時にお茶菓子(塩系と甘い系とお茶ジュース)
- お昼にお茶と1000円くらいのお弁当(漬物とかオードブルを別に出す予定)20名分
- 3時のお茶菓子は10時と同じような感じで
- 作業終了時に500mlのお酒とお祝儀
当日は設計士、棟梁、大工4名、営業7名の合計13名だそうです。お祝儀を渡すか渡さないか迷っています。渡すとしたら予算がないもので設計士と棟梁に5千円ずつ。大工さんに3千円ずつ。営業の方には千円分のクオカード(またはまとめて一万円)を渡そうかと…こんなお祝儀だったら渡さない方がマシでしょうか?
その他赤いタオルを25枚くらい用意してくれと言われました。
まだ20代でお金もないから仕方ないって思ってくれるでしょうか…
作業してくれる方を労いたい気持ちはいっぱい持っているのですがお金が付いていかなくて…御意見お願いします。
この度は、棟上げ(上棟式)に関するお悩み、大変お困りのことと思います。人生でそう何度も経験することではないため、わからないことだらけで当然です。特に、予算が限られている中で、どのように感謝の気持ちを伝えれば良いのか、悩ましいですよね。今回の記事では、あなたの状況に合わせて、予算内で最大限の感謝を伝えるための具体的な方法を、比較検討形式で解説していきます。20代で金銭的に余裕がないとのことですので、無理なく、かつ相手に失礼のない範囲で、上棟式を成功させるためのヒントをお届けします。
上棟式、本当に必要?メリットとデメリットを理解しよう
まず、上棟式を行うことのメリットとデメリットを整理し、本当に上棟式が必要なのかを検討しましょう。建築会社から勧められたものの、予算がないため迷っているとのことですので、まずは冷静に判断することが重要です。
メリット
- 工事の安全祈願: 棟上げは、建物の骨格が完成し、今後の工事の安全を祈願する大切な儀式です。職人さんのモチベーション向上にもつながります。
- 職人さんとの良好な関係構築: 上棟式を通じて、職人さんとの距離が縮まり、今後の工事がスムーズに進む可能性が高まります。
- 施主の安心感: 建物の完成を祝い、関係者と喜びを分かち合うことで、施主の精神的な満足感も得られます。
デメリット
- 費用: 食事代、お土産代、お祝い金など、まとまった費用が発生します。
- 準備の手間: 食事の手配、お土産の準備、当日の段取りなど、準備に時間と労力がかかります。
- 人付き合い: 多くの関係者とのコミュニケーションが必要となり、人付き合いが苦手な方には負担になることもあります。
これらのメリットとデメリットを比較検討し、あなたの状況に合わせて、上棟式を行うかどうかを決定しましょう。もし、予算的に厳しいようであれば、上棟式を簡略化したり、他の方法で感謝の気持ちを伝えることも可能です。
予算別!上棟式の具体的なプランを比較検討
上棟式の費用は、規模や内容によって大きく異なります。ここでは、予算別に具体的なプランを提案し、それぞれのメリットとデメリットを比較検討します。あなたの予算に合わせて、最適なプランを選択しましょう。
プランA:最小限の費用で感謝を伝える(~3万円)
このプランは、費用を抑えたい場合に最適です。感謝の気持ちを伝えることを最優先に考え、簡素ながらも心のこもったおもてなしを心がけましょう。
- 内容:
- お茶菓子とお茶:10時と3時に、塩味と甘味のお菓子、お茶やジュースを用意します。
- お弁当:1人あたり1000円程度のお弁当を用意します。
- お祝い金:設計士と棟梁に5,000円ずつ、大工さんに3,000円ずつ、営業担当者に1,000円分のクオカードまたはまとめて1万円を渡します。
- お土産:赤いタオルを用意します。
- メリット:
- 費用を大幅に抑えることができる。
- 準備が比較的簡単。
- デメリット:
- 豪華さに欠けるため、相手によっては物足りなさを感じる可能性がある。
- お祝い金の額が少ないため、失礼に当たる可能性も考慮する必要がある。
- ポイント:
- お茶菓子やお弁当は、手作りのものや、地元の名産品を取り入れるなど、工夫を凝らすことで、相手に喜んでもらえる可能性が高まります。
- お祝い金の代わりに、感謝の手紙を添えるなど、気持ちを伝える工夫をしましょう。
プランB:標準的な費用で感謝を伝える(3~5万円)
このプランは、ある程度の予算を確保し、上棟式らしいおもてなしをしたい場合に適しています。職人さんへの感謝の気持ちをしっかりと伝えつつ、施主としての面目を保つことができます。
- 内容:
- 食事:仕出し弁当ではなく、ある程度グレードの高いお弁当を用意します。
- 飲み物:ソフトドリンクだけでなく、ビールなどのアルコールも用意します。
- お祝い金:設計士と棟梁に10,000円、大工さんに5,000円、営業担当者に3,000円分のギフト券を渡します。
- お土産:タオルに加え、お菓子や飲み物の詰め合わせを用意します。
- メリット:
- 相手に失礼のない、きちんとしたおもてなしができる。
- 職人さんとの良好な関係を築きやすい。
- デメリット:
- ある程度の費用がかかる。
- 準備に手間がかかる。
- ポイント:
- お弁当は、職人さんの好みに合わせて、ボリュームのあるものや、温かいものを選ぶと喜ばれます。
- お祝い金は、相場を参考に、相手に失礼のない金額を包みましょう。
- お土産は、実用的なものを選ぶと喜ばれます。
プランC:豪華な上棟式で盛大に祝う(5万円以上)
このプランは、予算に余裕があり、上棟式を盛大に祝いたい場合に最適です。職人さんへの感謝の気持ちを最大限に伝え、今後の工事の成功を祈願します。
- 内容:
- 食事:本格的な料理を用意し、宴会形式で行います。
- 飲み物:アルコールだけでなく、高級な日本酒やワインも用意します。
- お祝い金:設計士と棟梁に20,000円、大工さんに10,000円、営業担当者に5,000円を渡します。
- お土産:高級タオルや、記念品、お酒などを用意します。
- メリット:
- 職人さんに最大限の感謝の気持ちを伝えることができる。
- 今後の工事がスムーズに進む可能性が非常に高い。
- デメリット:
- 費用が非常に高額になる。
- 準備に多大な手間がかかる。
- ポイント:
- 料理や飲み物は、職人さんの好みに合わせて、特別にアレンジすることも可能です。
- お祝い金は、相場を参考に、相手に失礼のない金額を包みましょう。
- お土産は、記念に残るものや、実用的なものを選ぶと喜ばれます。
予算がない場合の代替案:感謝の気持ちを伝える方法
もし、どうしても予算が足りない場合は、上棟式を簡略化したり、他の方法で感謝の気持ちを伝えることも可能です。ここでは、予算がない場合の代替案をいくつか紹介します。
- 手作りの食事やお菓子: 手作りの料理やお菓子を用意することで、温かい気持ちを伝えることができます。
- 感謝の手紙: 手書きの感謝の手紙は、相手にあなたの誠意を伝える効果的な方法です。
- 少人数での食事会: 上棟式ではなく、少人数での食事会を開催し、感謝の気持ちを伝えることもできます。
- ギフト券: 金券ショップなどで、額面の低いギフト券を購入し、渡すことも検討しましょう。
- 今後の差し入れ: 工事期間中に、飲み物やお菓子などを差し入れすることで、感謝の気持ちを伝えることもできます。
これらの代替案を参考に、あなたの状況に合わせて、最適な方法を選択しましょう。
上棟式で渡すお祝い金の相場とマナー
上棟式では、職人さんにお祝い金を渡すのが一般的です。しかし、金額や渡し方には、地域や状況によって異なるマナーがあります。ここでは、お祝い金の相場とマナーについて解説します。
- 金額の相場:
- 設計士・棟梁:10,000円~30,000円
- 大工:5,000円~10,000円
- その他職人:3,000円~5,000円
- 営業担当者:3,000円~5,000円(または商品券)
- 渡し方:
- お祝い金は、のし袋に入れて渡します。
- のし袋の表書きは、「祝上棟」または「棟上御祝」とします。
- 水引は、紅白の蝶結びを使用します。
- 渡す際は、感謝の言葉を添えて、直接手渡しましょう。
- 渡すタイミング:
- 上棟式の開始前または終了後に渡します。
- 全員が集まっている場で、代表者がまとめて渡すのが一般的です。
お祝い金の金額は、あくまで目安です。あなたの予算や、地域、職人さんとの関係性などを考慮して、適切な金額を決定しましょう。
赤いタオルについて
赤いタオルを用意するように言われたとのことですが、これは、上棟式で撒く「餅まき」の代わりに、タオルを撒く風習がある地域があるためです。赤いタオルには、魔除けの意味合いがあり、建物の安全を祈願する意味があります。もし、赤いタオルを用意するように言われた場合は、用意するようにしましょう。
20代で予算がないことへの理解
20代で、まだ金銭的に余裕がないことは、誰もが理解しています。無理のない範囲で、感謝の気持ちを伝えることが大切です。あなたの誠意は、必ず職人さんに伝わるはずです。もし、予算がどうしても厳しい場合は、正直に事情を話し、相談することも可能です。職人さんも、あなたの状況を理解し、協力してくれるはずです。
上棟式は、建物の完成を祝う大切な儀式です。しかし、形式にこだわりすぎる必要はありません。あなたの感謝の気持ちが伝われば、きっと良い上棟式になるはずです。今回の記事を参考に、あなたの状況に合わせて、最適なプランを立て、素敵な上棟式を迎えましょう。
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まとめ:予算内で最高の感謝を伝えるために
上棟式は、人生で一度きりの大切なイベントです。予算がないからといって、諦める必要はありません。今回の記事で紹介したように、様々な方法で感謝の気持ちを伝えることができます。あなたの状況に合わせて、最適なプランを選択し、職人さんに感謝の気持ちを伝えましょう。そして、素敵な上棟式を迎え、思い出に残る一日を過ごしてください。
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