食べログの削除方法がわからない！お店の情報を守るための具体的な対策を徹底解説

この記事では、飲食店を経営されている方が、食べログに掲載された誤った情報（住所、写真など）を削除する方法について、具体的なステップと法的観点を含めて解説します。移転後の店舗情報が古いまま掲載され、お客様からのクレームに悩んでいるあなたへ、問題解決のための実践的なアドバイスを提供します。

食べログ削除方法教えてください。

初めての質問になります。

不足している事もあるかと思いますが、よろしくお願いします。

家族が飲食店を営業しています。

今年、店舗を移転し営業を始めたところ、お客様の一部よりサイトの地図や住所が違うから直せと何件もクレームが入りました。

移転先が前の店舗の近くだったので、お客様は前の店舗に行って、その後新しい移転先を調べて来てくれたそうです。

ただ、お店の自社サイトは移転と同時にリニューアルして地図や住所や連絡先も修正明記しています。

クレームを言われるお客様に詳しく話しを聞くと、「食べログ」を見てきたと言われました。

こちらで「食べログ」を確認すると確かに前の住所で前の店舗の写真がそのまま掲載されています。

そこで食べログに事情を話し削除依頼のメールをお送りしました。

そしたら削除は拒否され、食べログの言い分こうです。

・食べログの情報はお客様が勝手に作っているもので、最新の情報では無い旨サイトに記載しているので、それは食べログの情報を見て前の店舗に行ったお客様に責任があり、食べログには何も責任はありません。（その言い分は食べログを見ているお客様に失礼ですよね。）

・修正したければ修正箇所を調べて個別に申請して下さい。

・顧問弁護士の了解を得てやっているので、自由に店舗の情報を掲載しても違法ではありません。

何度かメールのやり取りで返ってきた回答がこれで、まったく拉致があきません。

どなたか削除の方法やこう言った問題の、申請方法（官庁）をご存知ないでしょうか。

実際にクレームが何度も入ったので、無断で住所や写真を掲載し何も管理しない食べログからは削除したいです。

よろしくお願いします。

飲食店を経営されている方にとって、食べログのような口コミサイトは集客に大きな影響を与える可能性があります。しかし、誤った情報が掲載されている場合、お客様に誤解を与え、お店の評判を落とす原因にもなりかねません。特に、店舗の移転やリニューアルを行った際には、情報の更新が追いつかず、旧情報が掲載されたままになることがあります。この記事では、食べログに掲載された誤った情報を削除するための具体的な方法と、法的観点からの注意点について詳しく解説します。

1. 食べログの削除を試みる前に：現状の確認と準備

食べログの情報を削除する前に、まずは現状を正確に把握し、必要な準備を整えることが重要です。以下のステップを踏むことで、削除交渉をスムーズに進めることができます。

1.1. 掲載情報の詳細確認

誤情報の特定: 食べログに掲載されている情報（住所、電話番号、営業時間、写真など）のうち、誤っている箇所を具体的に特定します。
スクリーンショットの保存: 誤った情報が掲載されているページのスクリーンショットを保存します。これは、削除交渉の証拠として役立ちます。
情報の整理: 誤っている情報と、正しい情報を整理し、一覧表などを作成します。これにより、食べログへの説明がスムーズになります。

1.2. 証拠の収集

店舗の公式情報: 店舗の公式サイト、SNSアカウント、またはその他の公式媒体（チラシ、メニューなど）に掲載されている正確な情報を準備します。
移転の証明: 店舗の移転を証明できる書類（賃貸契約書、営業許可証など）を準備します。
写真の準備: 最新の店舗の外観写真や内観写真を準備します。

1.3. 食べログの利用規約とガイドラインの確認

食べログの利用規約とガイドラインを確認し、削除を要求できる根拠を探します。特に、以下の項目に注目してください。

情報の誤りに関する規定: 誤った情報が掲載された場合の対応について、どのような規定があるかを確認します。
著作権侵害に関する規定: 無断で写真が掲載されている場合、著作権侵害に該当するかどうかを確認します。
プライバシーポリシー: 個人情報（電話番号など）が誤って掲載されている場合、プライバシーポリシーに違反しているかどうかを確認します。

2. 食べログへの削除申請：具体的な手順と注意点

準備が整ったら、食べログに対して削除申請を行います。以下の手順に従って、正確かつ効果的に申請を行いましょう。

2.1. 食べログの「お問い合わせ」フォームからの連絡

食べログのヘルプページ: 食べログのヘルプページで、削除に関する問い合わせ方法を確認します。
お問い合わせフォームの利用: 食べログに用意されている「お問い合わせ」フォームから、削除申請を行います。
申請内容の詳細な説明: 削除を希望する理由、誤っている情報、正しい情報を具体的に説明します。証拠として、スクリーンショットや公式情報を添付します。
丁寧な言葉遣い: 丁寧な言葉遣いを心がけ、相手に誤解を与えないように注意します。

2.2. 食べログの店舗情報修正申請

店舗情報修正の申請: 食べログの店舗情報ページから、修正申請を行うことができます。
修正箇所の詳細な指示: 修正したい箇所を具体的に指示し、正しい情報を入力します。
写真の差し替え: 最新の店舗写真に差し替えるように申請します。
定期的な確認: 申請後も、定期的に食べログの情報を確認し、修正が反映されているかを確認します。

2.3. 削除申請メールの作成（例文）

食べログへの削除申請メールを作成する際の例文を紹介します。この例文を参考に、ご自身の状況に合わせて修正してください。

件名: 食べログ掲載情報の削除依頼

食べログ運営事務局御担当者様

いつも食べログをご利用させていただいております。〇〇（店舗名）のオーナーです。この度は、食べログに掲載されている店舗情報について、誤りがあるため、削除を依頼したくご連絡いたしました。

現在、食べログに掲載されている店舗情報には、以下の誤りがあります。

住所: 誤）〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3　正）〇〇県〇〇市〇〇町4-5-6
電話番号: 誤）03-1234-5678　正）03-9876-5432
営業時間: 誤）〇〇　正）〇〇

これらの情報は、お客様に誤解を与え、店舗運営に支障をきたす可能性があります。つきましては、食べログに掲載されているこれらの情報を速やかに削除していただきますようお願い申し上げます。

添付ファイルとして、以下の情報を添付いたします。

店舗の公式ウェブサイトのスクリーンショット
店舗の移転を証明する書類
最新の店舗外観写真

お忙しいところ恐縮ですが、ご対応よろしくお願いいたします。

敬具

〇〇（店舗名）

〇〇（オーナー名）

連絡先: 〇〇

3. 食べログが削除に応じない場合の対応策

食べログに削除申請をしても、必ずしもすぐに削除されるとは限りません。食べログが削除に応じない場合、以下の対応策を検討しましょう。

3.1. 弁護士への相談

食べログとの交渉がうまくいかない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から問題点を整理し、適切な対応策を提案してくれます。特に、以下の状況では、弁護士への相談が有効です。

著作権侵害: 無断で写真が掲載されている場合、著作権侵害に該当する可能性があります。
風評被害: 誤った情報が掲載されていることで、店舗の評判が著しく低下している場合。
プライバシー侵害: 個人情報（電話番号など）が誤って掲載されている場合。

3.2. 削除請求訴訟

弁護士と相談し、法的手段を取る必要があると判断された場合、削除請求訴訟を提起することも検討できます。削除請求訴訟は、裁判所を通じて食べログに削除を命じるものです。訴訟には時間と費用がかかりますが、確実に削除を実現できる可能性があります。

3.3. 警察への相談

悪質な虚偽情報や、誹謗中傷が掲載されている場合、警察に相談することもできます。名誉毀損や業務妨害に該当する可能性がある場合は、警察が捜査を行い、加害者を特定し、法的措置を取ることができます。

4. 食べログ以外の口コミサイトへの対策

食べログだけでなく、他の口コミサイト（Googleマップ、Rettyなど）にも同様の問題が発生する可能性があります。これらのサイトについても、以下の対策を行いましょう。

4.1. 他の口コミサイトの監視

Googleアラートなどを利用して、自店舗に関する情報を定期的にチェックし、誤った情報が掲載されていないかを確認します。

4.2. 各サイトへの情報修正申請

誤った情報が発見された場合、各サイトの「お問い合わせ」フォームや、店舗情報修正機能を利用して、修正申請を行います。

4.3. 積極的な情報発信

自社のウェブサイトやSNSアカウントで、正確な情報を発信し、お客様に正しい情報を伝えるように努めます。これにより、誤った情報が拡散されるのを防ぐことができます。

5. 成功事例と専門家の視点

実際に、食べログの削除に成功した事例や、専門家の視点からのアドバイスを紹介します。

5.1. 成功事例

ある飲食店経営者は、店舗の移転に伴い、食べログに旧店舗の情報が掲載されたままで、お客様からのクレームが相次ぎました。そこで、食べログに詳細な説明と証拠を提出し、粘り強く交渉した結果、旧店舗の情報を削除することに成功しました。この事例から、丁寧な説明と証拠の提示が、削除成功の鍵となることがわかります。

5.2. 専門家の視点

弁護士は、食べログのような口コミサイトにおける情報管理について、以下のようにアドバイスしています。

定期的な情報チェック: 定期的に自店舗の情報が正しく掲載されているかを確認し、誤りがあれば速やかに修正申請を行うことが重要です。
法的知識の習得: 著作権侵害や名誉毀損など、法的問題に関する知識をある程度身につけておくことで、問題発生時の対応がスムーズになります。
専門家への相談: 問題が複雑化した場合や、交渉がうまくいかない場合は、弁護士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

6. まとめ：お店の情報を守るために

食べログに掲載された誤った情報を削除するためには、現状の確認、証拠の収集、食べログへの申請、必要に応じた法的手段の検討など、様々なステップを踏む必要があります。お店の情報を守ることは、お客様からの信頼を得て、安定した店舗運営を行うために不可欠です。この記事で紹介した情報を参考に、問題解決に向けて積極的に行動しましょう。

もし、食べログの削除や情報管理について、さらに詳しいアドバイスが必要な場合は、専門家への相談も検討してみてください。

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