ガンプラ製作の疑問を解決！ツヤツヤ仕上げとコンパウンドの奥深さを徹底解説
ガンプラ製作の疑問を解決！ツヤツヤ仕上げとコンパウンドの奥深さを徹底解説
この記事では、ガンプラ製作におけるツヤツヤ仕上げの疑問について、具体的な方法とコンパウンドの使い分けを詳しく解説します。ガンプラ製作の楽しさを最大限に引き出し、あなたの作品をさらにレベルアップさせるための情報をお届けします。
ガンプラ初心者です。できるだけ自分で工夫して楽しみたいのですが、質問があります。
今、HGのシャア専用ザクを作っています。今回は全体にヤスリがけに挑戦しようと思っています。因みに今まで２体作りました。
今は素組みが終わったところでまだ何も加工していません。この後の予定としては全体に耐水ペーパーでやすりがけをして、コンパウンドをかけて、パーツを洗って、ガンダムマーカーで部分塗装をして、墨入れをして、トップコートの光沢をかけるつもりです。
やすりがけは600→1000→2000の順番でかけるつもりです。
この時点で何か間違っていたりしたらアドバイスなどお願いします。
ここで質問なんですが、最初にシャア専用ザクを買った時、僕はツヤツヤのシャア専用ザクにしようと思いました。なのでツヤツヤにするためにトップコートは光沢にしようと思うんですが、コンパウンドというものを知りました。ネットの画像で見たらとてもツヤツヤだったのでこれに光沢のトップコートをかければさらにツヤツヤになるんじゃないかと思っています。
この考えは間違っていますか？
それと、本来コンパウンドをかける意図はなんですか？コンパウンドは粗め、細め、仕上げ目があるんですが今回みたいにツヤツヤにする時はどれを使えばいいですか？三種類すべて使うのでしょうか？
また、最終的につや消しにしたい時はどのコンパウンドを使えば良いですか？それとも使わないでもいいですか？
長くなってごめんなさい。よろしくお願いします。
ツヤツヤ仕上げへの第一歩：コンパウンドとトップコートの役割
ガンプラ製作におけるツヤツヤ仕上げは、多くのモデラーが目指す魅力的な表現方法の一つです。コンパウンドとトップコートを組み合わせることで、プラモデルに深みのある光沢を与え、まるで本物のような質感を出すことができます。しかし、それぞれの役割を理解し、適切な方法で使い分けることが重要です。
コンパウンドの役割
コンパウンドは、研磨剤の一種で、表面の傷を消し、平滑にするために使用します。ガンプラの表面には、成形時の金型との摩擦や、ヤスリがけによる細かい傷など、様々な凹凸が存在します。コンパウンドを使用することで、これらの傷を消し、表面を滑らかに整えることができます。その結果、光の反射が均一になり、美しいツヤを生み出すことができるのです。
トップコートの役割
トップコートは、塗装やデカールの保護、そして最終的な質感の調整を目的として使用します。光沢トップコートは、表面に光沢を与え、コンパウンドで整えられた表面のツヤをさらに強調する効果があります。また、ホコリや紫外線から塗装を保護する役割も担っています。
ツヤツヤ仕上げの手順：コンパウンドとトップコートの正しい使い方
ツヤツヤ仕上げを実現するためには、以下の手順で作業を進めることがおすすめです。各工程を丁寧に行うことで、理想的な仕上がりを得ることができます。
1. ヤスリがけ
まずは、パーツ表面のパーティングラインやゲート跡をヤスリがけで処理します。600番、1000番、2000番の耐水ペーパーを使用し、徐々に番手を上げていくことで、表面を滑らかにしていきます。ヤスリがけの際は、パーツの形状に合わせて、適切な方法を選択しましょう。例えば、平面部分は当て木を使用し、曲面部分はスポンジヤスリを使用すると、より均一に研磨できます。
2. コンパウンドによる研磨
ヤスリがけが終わったら、コンパウンドを使用して表面を磨きます。コンパウンドには、粗目、細目、仕上げ目など、様々な種類があります。今回はツヤツヤ仕上げを目指すため、以下の手順でコンパウンドを使用します。
- 粗目コンパウンド: 表面の大きな傷を消し、平滑にするために使用します。コンパウンドを少量、パーツに付け、クロスやスポンジで磨きます。力を入れすぎると、かえって傷をつけてしまう可能性があるので、注意が必要です。
- 細目コンパウンド: 粗目コンパウンドで消しきれなかった細かい傷を消し、表面をさらに滑らかにします。粗目コンパウンドと同様に、少量ずつ使用し、丁寧に磨きます。
- 仕上げ目コンパウンド: 表面の最終的な仕上げを行い、ツヤを出すために使用します。細目コンパウンドで磨いた後、仕上げ目コンパウンドで磨くことで、より美しい光沢を得ることができます。
3. パーツの洗浄
コンパウンドによる研磨が終わったら、パーツを中性洗剤で丁寧に洗い、コンパウンドのカスを完全に落とします。洗剤が残っていると、塗装の際に問題が生じる可能性があるため、しっかりとすすぎ洗いを行いましょう。パーツを乾燥させる際は、直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させます。
4. 塗装（部分塗装、墨入れなど）
パーツが乾燥したら、ガンダムマーカーなどを使用して部分塗装を行います。墨入れもこのタイミングで行いましょう。墨入れは、パーツのディテールを際立たせ、立体感を出す効果があります。墨入れが終わったら、余分な墨を綿棒などで拭き取ります。
5. トップコート（光沢）
塗装と墨入れが完了したら、光沢トップコートを吹き付けます。トップコートは、パーツから20〜30cmほど離して、薄く均一に吹き付けます。一度に厚く吹き付けると、塗料が垂れたり、ムラになったりする可能性があるため、薄く重ね塗りをするようにしましょう。光沢トップコートを吹き付けることで、コンパウンドで磨き上げた表面のツヤをさらに強調し、美しい仕上がりを実現できます。
ツヤ消し仕上げにするには？コンパウンドとトップコートの使い分け
ツヤ消し仕上げにする場合、コンパウンドの使用方法とトップコートの種類が異なります。以下に、ツヤ消し仕上げの手順を解説します。
1. ヤスリがけ
ツヤ消し仕上げの場合も、ヤスリがけは必須です。600番、1000番、2000番の耐水ペーパーを使用して、表面を滑らかに整えます。ヤスリがけの丁寧さが、最終的な仕上がりの質を左右します。
2. コンパウンドによる研磨
ツヤ消し仕上げの場合は、コンパウンドは必ずしも必要ではありません。ヤスリがけである程度表面を整えれば、ツヤ消しトップコートを吹き付けることで、マットな質感に仕上げることができます。ただし、表面に傷が多い場合は、細目コンパウンドを使用して傷を消しておくと、より美しい仕上がりになります。
3. パーツの洗浄
コンパウンドを使用した場合、パーツを中性洗剤で丁寧に洗い、コンパウンドのカスを完全に落とします。洗剤が残っていると、塗装の際に問題が生じる可能性があるため、しっかりとすすぎ洗いを行いましょう。パーツを乾燥させる際は、直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させます。
4. 塗装（部分塗装、墨入れなど）
パーツが乾燥したら、ガンダムマーカーなどを使用して部分塗装を行います。墨入れもこのタイミングで行いましょう。墨入れは、パーツのディテールを際立たせ、立体感を出す効果があります。墨入れが終わったら、余分な墨を綿棒などで拭き取ります。
5. トップコート（つや消し）
塗装と墨入れが完了したら、つや消しトップコートを吹き付けます。トップコートは、パーツから20〜30cmほど離して、薄く均一に吹き付けます。一度に厚く吹き付けると、塗料が白化してしまう可能性があるため、薄く重ね塗りをするようにしましょう。つや消しトップコートを吹き付けることで、表面の光沢を抑え、落ち着いたマットな質感に仕上げることができます。
コンパウンドの種類と選び方
コンパウンドには、粗目、細目、仕上げ目など、様々な種類があります。それぞれのコンパウンドの特徴と、用途について解説します。
- 粗目コンパウンド: 表面の大きな傷を消すために使用します。ヤスリがけの傷や、パーツの成形時の傷などを消すのに適しています。
- 細目コンパウンド: 粗目コンパウンドで消しきれなかった細かい傷を消し、表面をさらに滑らかにするために使用します。
- 仕上げ目コンパウンド: 表面の最終的な仕上げを行い、ツヤを出すために使用します。細目コンパウンドで磨いた後、仕上げ目コンパウンドで磨くことで、より美しい光沢を得ることができます。
- 液体コンパウンド: 液体タイプのコンパウンドは、扱いやすく、初心者にもおすすめです。
- ペーストコンパウンド: ペーストタイプのコンパウンドは、研磨力が高く、より短時間で作業を完了させることができます。
コンパウンドを選ぶ際は、自分の目指す仕上がりや、作業の効率などを考慮して、適切なものを選びましょう。また、コンパウンドと合わせて、適切な研磨クロスやスポンジも用意しておくと、よりスムーズに作業を進めることができます。
コンパウンドとトップコートに関するよくある質問
ガンプラ製作におけるコンパウンドとトップコートに関する、よくある質問とその回答を紹介します。
Q: コンパウンドはどのくらいの頻度で使用すれば良いですか？
A: コンパウンドの使用頻度は、パーツの状態や、目指す仕上がりによって異なります。基本的には、ヤスリがけの後、表面の傷を消すために使用します。ツヤツヤ仕上げを目指す場合は、粗目、細目、仕上げ目のコンパウンドを順番に使用します。ツヤ消し仕上げの場合は、コンパウンドは必ずしも必要ではありませんが、表面の傷が多い場合は、細目コンパウンドを使用して傷を消しておくと、より美しい仕上がりになります。
Q: コンパウンドを使用する際に、注意すべき点はありますか？
A: コンパウンドを使用する際は、力を入れすぎないように注意しましょう。力を入れすぎると、かえって傷をつけてしまう可能性があります。また、コンパウンドの種類や、研磨クロス、スポンジの種類によって、仕上がりが異なるため、事前にテストしてみることをおすすめします。換気の良い場所で作業することも重要です。
Q: トップコートを吹き付ける際の注意点はありますか？
A: トップコートを吹き付ける際は、薄く均一に吹き付けることが重要です。一度に厚く吹き付けると、塗料が垂れたり、ムラになったりする可能性があります。また、湿度が高い環境では、トップコートが白化してしまうことがあるため、湿度にも注意が必要です。トップコートを吹き付ける前に、パーツの表面を綺麗にしておくことも大切です。
Q: コンパウンドとトップコート以外に、ツヤツヤ仕上げに必要なものはありますか？
A: ツヤツヤ仕上げには、コンパウンドとトップコート以外に、ヤスリや研磨クロス、スポンジなども必要です。また、塗装ブースや、エアブラシなどの塗装環境を整えることも、美しい仕上がりを実現するために重要です。
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まとめ：ガンプラ製作をさらに楽しむために
この記事では、ガンプラ製作におけるツヤツヤ仕上げについて、コンパウンドとトップコートの役割、正しい使い方、そしてよくある質問とその回答を解説しました。ガンプラ製作は、自分の手で作品を作り上げる喜びや、完成した時の達成感を味わえる、素晴らしい趣味です。この記事で得た知識を活かし、あなたのガンプラ製作をさらに楽しんでください。
ガンプラ製作は、奥深い趣味であり、様々なテクニックを習得することで、作品のクオリティを格段に向上させることができます。コンパウンドやトップコートの使い方をマスターし、あなたのガンプラライフをさらに充実させましょう。
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