新入社員の悩み！先輩からの無視・いじめ…どう乗り越える？転職コンサルタントが解決策を伝授

4月に入社した新入社員です。同じ課の先輩から無視とかいじめを受けていて、会社に行くのが嫌です。4月にある会社の営業課に配属になりました。同じ課の女性の先輩（8歳上です）に、最初の2か月は優しく指導してもらえましたが、6月中ごろからあまり教えてくれなくなり、業務連絡もメールで済まされることが多くなりました。7月に入ってから人事部と営業部長に、先輩が仕事を教えてくれないことを相談しました。その後、人事部と営業部長から、女性の先輩に注意があったそうですが、その時の先輩の言い分が、毎週同じことを教えたのに覚えなかったからメールに残したとか、マニュアルの場所は教えたとか、言ったとおりにやらなかったから自分でやったとかで、自己弁護ばかりしていたそうです。その後も、最初の頃とは別人みたいに、親切じゃなくなって、仕事以外のことでいっさい話しかけてくれず、無視のようなことが始ました。こちらから質問しないと教えてくれなくて、私は丸一日ほとんどすることがない状態が続いています。先輩がいるととても気まずくなって、仕事にも集中できません。朝もあいさつするのが嫌で、先輩が来る時間帯はわざと席をはずすようにしています。私が後から来て席に着けば、先輩が仕事中の先輩にわざわざあいさつしなくていいからです。ランチの時間などは私に全然話しかけてくれなくなったので、8月中ごろから先輩のグループに行くのを突然やめましたが、心配するような声もかけてくれませんでした。先輩が休暇のときにだけ、そのグループに行ってランチにしています。その時に、私が先輩の悪口を言って怒らせているようにみえるかどうか、先輩の同僚に聞いたことがありますがそんなことはないという答えです。部の飲み会に行くときも、急いで先輩より先に上がるようにして、他の男性社員と飲み会の店に一緒に移動するようにしています。こんなふうに先輩を避けなければならない状況に疲れています。よく仕事で見返しなさいとか言う人もいますが、実はその女性の先輩からしか教えてもらえない仕事も多く、私は話しかけるだけでも本当に嫌です。こんな雰囲気に耐えられなくて、人事部にはいじめの事実を報告していますが、最近は先輩に注意してくれているのかどうかもわかりません。辞めたらという意見以外に、アドバイスをお願いします。

状況整理と解決策：パワハラ・モラルハラスメントの可能性も

まず、あなたの状況を整理しましょう。これは、単なる「指導不足」ではなく、先輩からの無視や、業務連絡のメール化、意図的な情報遮断など、パワハラやモラルハラスメントに該当する可能性が高い状況です。人事部に相談済みとのことですが、現状の対応に満足できないのであれば、より具体的な証拠を集めることが重要です。メールのやり取り、先輩からの発言（もし録音などがあれば）、具体的な業務内容と、その際の先輩の対応などを記録しておきましょう。これは、今後の対応において非常に重要な証拠となります。

具体的な行動ステップ：記録・証拠集めから専門家への相談まで

ステップ１：詳細な記録を残す：日々の出来事、先輩とのやり取り（メール、会話内容）、業務内容、自分の業務時間などを詳細に記録します。日付、時間、具体的な内容を明確に記載しましょう。これは、客観的な証拠として非常に重要です。
ステップ２：社内相談窓口の活用：人事部への相談は既にされていますが、社内に相談窓口（倫理ホットラインなど）があれば、そちらにも相談してみましょう。複数の窓口に相談することで、より客観的な判断が得られる可能性があります。相談内容も記録しておきましょう。
ステップ３：専門家への相談：弁護士や労働問題に詳しい専門家（労働組合など）に相談することをお勧めします。彼らは、あなたの状況を客観的に評価し、法的観点からのアドバイスや、具体的な行動計画を立ててくれます。証拠となる記録は、専門家への相談時に役立ちます。
ステップ４：状況の改善を図る：専門家のアドバイスを元に、会社に対して具体的な改善策を求めましょう。単なる「注意」ではなく、具体的な行動計画（例えば、先輩による指導体制の改善、定期的な面談の実施など）を要求することが重要です。改善が見られない場合は、法的措置も視野に入れる必要があります。
ステップ５：自身のキャリアプランを見直す：もし、会社での状況が改善されない場合、転職も視野に入れる必要があるかもしれません。転職活動は、現在の状況を悪化させる可能性も考慮して、慎重に進める必要があります。転職エージェントの利用も検討しましょう。

成功事例：同様の経験から脱出した先輩社員のケース

私のクライアントにも、似たような経験をした方がいました。彼女は、上司からのパワハラに悩んでいましたが、詳細な記録を残し、弁護士に相談することで、会社側に改善を求めることができました。結果、上司の異動、そして彼女自身の心の平穏を取り戻すことができました。重要なのは、一人で抱え込まず、専門家の力を借りることです。

よくある質問と回答：転職コンサルタントの視点から

Q：証拠がないと、会社は動いてくれないのでは？

A：証拠は非常に重要です。メールのやり取り、会話の記録、業務状況の記録など、あらゆる証拠を集めましょう。ただし、録音などは法律に抵触する可能性があるので、注意が必要です。弁護士などに相談して、適切な証拠収集方法を学びましょう。

Q：転職を考えたいのですが、今の状況で転職活動は難しいですか？

A：現在の状況をそのまま履歴書や面接で話す必要はありません。転職活動においては、ポジティブな側面を強調し、前向きな姿勢を示すことが大切です。転職エージェントは、あなたの状況を理解し、適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。

Q：人事部は本当に相談に乗ってくれるのでしょうか？

A：人事部は、会社全体の円滑な運営を担保する役割を担っています。しかし、必ずしもあなたの期待に応えてくれるとは限りません。人事部への相談はあくまで一つの手段であり、他の手段も検討することが重要です。

Q：先輩と直接話し合うことは有効ですか？

A：現状では、直接話し合うことはリスクが高いと考えられます。先輩との関係が悪化し、状況がさらに悪化する可能性があります。専門家のアドバイスを得ながら、状況に応じて判断しましょう。

まとめ：一人で抱え込まず、専門家の力を借りましょう

あなたは決して一人ではありません。多くの企業で、パワハラやモラルハラスメントの問題が発生しています。重要なのは、一人で抱え込まず、専門家の力を借り、適切な対応をすることです。弁護士や労働問題に詳しい専門家、そして転職エージェントなど、様々なサポート体制があります。まずは、現状を客観的に分析し、具体的な行動計画を立てましょう。

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