プール監視員のアルバイトを辞める決意。職場環境の改善を求めて

とあるプールのバイトです。仕事を辞める決心がつきました・・・愚痴を交えて長文を書くこと、お許し下さい。勤務約３年のアルバイトです。指導員と監視をしています。以前から先輩スタッフが監視中にスマホを触っていることが気になっていましたが、バレるのが怖くて結局施設側へ通報できずにきてしまいました。夏で忙しくなり触る方は減りましたが、今でも１、２名います。見慣れることはなく、ウンザリです。６月より屋外プールの営業にあわせて監視専門のバイトさんが数人雇われたのですが、問題なのは研修を受けさせないまま監視業務をさせていることなんです。初日に簡単なレクチャーを受け、半日先輩についた後独りで立っています。ＣＰＲ（心肺蘇生法）やＡＥＤ装置の研修も、水中での救助練習も１度もしていません。事故発生時の対応・連携もたぶん教えていません。…というか、監視マニュアルも、事故発生時の対応マニュアルも見たことがありません。最初は笛も持たせいなかったです。私は過去に別の管理会社に勤務、そこで厳しく仕込まれました。ここは問題だらけなんです。でも私にとっての大問題は、管理の正式な書類の「監視部責任者」にされていること。しかも、私に黙って２年も前から…。上司に言いましたが、「書類上のことだけだから、責任をとることはないから。でも事故が起きたら聞かれる…」と。あり得ません。呆れて物が言えません。上記の問題点も幾つか指摘し、改善を求めましたがダメでした。笛は支給されましたが。指摘したあと嫌な空気になり、話しずらくなってしまいました。ショックと怒りで眠れない日が続きましたが、次のバイトが決まったので辞めることにしました。今は、夏の営業が無事終わりますように…と願うばかりです。この管理会社はこの先どうなっていくのでしょうか？どう思われますか？読んで下さり、有難うございました。

ケーススタディ：プール監視員の職場環境とキャリアを考える

あなたは、３年間勤務したプール監視員のアルバイトを辞める決意を固めました。それは、職場環境のずさんさ、特に安全管理体制の欠如への強い不満が原因です。先輩スタッフのスマホ使用、未熟練者の研修不足、そしてあなた自身への「監視部責任者」の不当な肩書き付与…これらの問題は、あなただけでなく、利用客の安全にも深刻な脅威をもたらしかねません。

１．現状分析：安全管理体制の欠如と責任の所在

まず、あなたの職場環境を客観的に分析してみましょう。

先輩スタッフのスマホ使用：安全管理の意識が低いことを示し、事故のリスクを高めます。これは、職場の規律違反であり、管理者への報告が不可欠です。
未熟練者の研修不足：CPR、AED、水中救助といった基本的なスキルが不足したまま監視業務に従事させることは、重大な事故につながる可能性があります。これは、労働基準法違反にも抵触する可能性があります。
マニュアルの欠如：事故発生時の対応マニュアルがないことは、迅速かつ適切な対応を困難にします。これは、安全管理体制の根本的な欠陥です。
「監視部責任者」の不当な肩書き：責任と権限が伴わないまま責任を負わされるのは、不当であり、精神的にも大きな負担となります。これは、ハラスメントに該当する可能性があります。

これらの問題は、管理者の責任意識の欠如、安全管理に対する無関心、そして適切な教育・研修プログラムの欠如が原因と考えられます。

２．あなたの行動：改善要求と退職の決断

あなたは、これらの問題点を指摘し、改善を求めました。しかし、改善は見られず、むしろ嫌な雰囲気になったと述べています。これは、あなたの訴えが真剣に受け止められなかったことを示しています。

このような状況下で、あなたは次のアルバイトが決まったことを機に退職を決意しました。これは、自己防衛策として賢明な判断です。安全な職場環境で働く権利は、労働者にとって最も重要な権利の一つです。

３．今後の展望：転職活動とキャリアプラン

転職活動においては、次の点を考慮しましょう。

安全管理体制のしっかりとした職場を選ぶ：安全に関する社内規定や研修制度が整備されているかを確認しましょう。面接時に積極的に質問することをお勧めします。
自分のスキルや経験を活かせる職場を選ぶ：プール監視員の経験は、責任感や状況判断力などを養う上で役立ちます。これらの経験を活かせる職場を探しましょう。例えば、スポーツジムやレジャー施設なども検討できます。
労働条件をしっかり確認する：給与、労働時間、休暇など、労働条件を事前に確認し、納得した上で契約を結びましょう。

今回の経験を活かし、より安全で充実した職場環境を見つけ出すことが重要です。

４．管理会社の未来：改善への期待とリスク

あなたの指摘にもかかわらず改善が見られない現状から、この管理会社は、今後深刻な事故を起こすリスクを抱えていると考えられます。労働基準監督署への通報も検討すべきでしょう。

しかし、一方で、あなたの指摘が契機となり、管理会社が安全管理体制の改善に真剣に取り組む可能性も残されています。

専門家の視点：転職コンサルタントからのアドバイス

今回のケースは、残念ながら多くの職場で見られる「安全軽視」という問題を浮き彫りにしています。プール監視業務は、人命に関わる責任の重い仕事です。適切な研修やマニュアル、そして安全意識の高い職場環境が不可欠です。

あなたの経験から学ぶべきことは、以下の３点です。

１．問題を放置しないこと：不当な扱いを受けたり、安全上の問題を発見したら、すぐに上司や関係部署に報告しましょう。記録を残しておくことも重要です。

２．自分の身を守る行動をとること：改善が見られない場合は、労働基準監督署への相談や、弁護士への相談も検討しましょう。

３．転職活動では、安全管理体制を重視すること：面接時に、安全管理に関する質問をすることをお勧めします。企業の姿勢をしっかりと見極めましょう。

今回の経験は、あなたにとって辛い出来事だったと思いますが、今後のキャリアを考える上で貴重な経験となります。より良い職場環境で、あなたのスキルと経験を活かしてください。

まとめ

プール監視員のアルバイトを辞めるというあなたの決断は、決して間違っていません。安全な職場環境で働く権利は、あなたにも、そしてすべての労働者にもあります。今回の経験を活かし、より良い未来を築いていきましょう。転職活動では、安全管理体制を重視し、あなた自身のキャリアプランをしっかりと描き、実現に向けて進んでください。

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